年に何回か、燃えるごみ（可燃ごみ）の日に大量の衣類ゴミと出会えることがあります。6月と10月の衣替え前後、12月末の大掃除が終わった後の年末年始、2月から3月にかけての引っ越しシーズンです。
この時期は衣類の整理が行われるため、「45Ｌゴミ袋10袋分の衣類ゴミが出た」などという話をしばしば耳にします。タンスやクローゼットの整理で、穴が空いて着られなくなった服や小さくなった子供服、流行遅れの婦人服など、何となく捨てられずにいた洋服がどんどんゴミ袋に詰め込まれていくからです。
季節に関係なく、本当にいろんな衣類が捨てられています。たとえば、大掃除では、冬の真っ只中であるにもかからず、コートやジャンパーなどが捨てられます。引っ越しシーズンだと、5月の衣替えでは、卒業時には名残惜しくて手許に残していたセーラー服やブレザーなど、学校の制服が捨てられることも……。新しい生活が始まったから、いつまでも過去の思い出にしがみついていないで、この際だから捨ててしまおう、ということなんでしょうね。とにかくあらゆる種類の服がゴミ置き場には山積みされます。
私は、衣類ゴミの袋を見るたびに胸が痛くなります。カワイイ女児服ばかりの袋や、女子校生やギャル服が詰め込まれた袋など、パッと見で「お宝」と分かる衣類ゴミだとなおさらです自分が昔着ていた服を燃えるゴミに出す女の子や、自分の子どもが気に入っていた服を捨てる親たちは、自分が捨てた服がどういう運命をたどるのか、ちゃんと理解しているのでしょうか？
衣類ゴミは、燃えるごみとして出されれば、紙くずや生ごみ、引き抜かれた雑草など、他のゴミと一緒にゴミ収集車に放り込まれます。ゴミ収集車の回転板に巻き込まれた衣類は、他のゴミと同じ場所で圧縮され、両者は混ざり合ってグチョグチョの汚物となります。飲食店の残飯類と一緒に詰め込まれた衣類ゴミは、腐臭が漂う生ごみの汁の中で泳ぐことになるんですよ。
「その服可愛いねぇ～」とみんなが褒めていた少女の服、「私の学校の制服、カワイイでしょ？」とみんなに自慢していたセーラー服、「彼氏に買ってもらった宝物なんだ！」と喜んで着ていたピーコート……。
どんなに素敵な思い出の詰まった服も、衣類ゴミとして捨てられれば、生ごみや雑草と一緒に回転盤に巻き込まれ、饐えた臭いの汚汁と一緒にこねくり回されます。その行き着く先はゴミ処理場での焼却！
こういうことを考えると、衣類ゴミフェチの私はやり切れない気持ちになります。まだ着られる衣服が潰され、生ごみなどと混ざり合って汚物と化し、そのまま焼却されて灰になるのは悲し過ぎます。
とはいえ、私の話だけだと、衣類ゴミの悲惨な末路を想像しにくいでしょう。そこで、衣類が回転盤に巻き込まれる動画をYouTubeから紹介したいと思います。
画面には、ゴミが大量に詰め込まれたゴミ収集車が映っています。引っ越しゴミなのでしょうか？水色のゴミ袋に詰まったゴミだけでなく、段ボールや籠いっぱいのペーパーバックも見えます。さらに、レディースの中綿ジャケット、白いシャツ、ジーンズ、白い靴、茶色いハイヒール、黒い下着が投げ込まれました。どれも、若い女性が着るであろう服たちです。
いよいよ回転盤がゴミを潰し始めました。メリメリメリッという音とともに、憐れな衣服たちは巻き込まれていきます。ジャケットの下に紙パックがあり、それが潰されると、飲み残しの液体がピューッと噴き出しました。その液体がジャケットにぶっかかって、ジャケットが可愛そうです。
回転盤はジャケットや下着を押し潰しながら持ち上げますが、難を逃れたシャツや靴は下に落ちています。回転盤が開いて、捕まっていたジャケットも解放されますが、それも束の間、再び回転盤が全てを飲み込みます。引きずられて持ち上げられたジャケットたちは、再び回転盤が開くと下に落ちました。回転盤に巻き込まれるたび、ジャケットたちはボロボロになっていくのでした。
この動画は、回転盤がゴミを巻き込んでは落とす、というシーンを何回か繰り返すだけの動画です。しかし、私はこれを見ながら強い性欲に襲われました。回転盤に押し潰され、引きずられ、ゴミとして酷い扱いを受ける衣服、特に中綿ジャケットに欲情しました。生ゴミがありませんが、もし残飯類がここに投げ込まれたら……。想像しただけで私の股間は濡れてしまいました。衣類ゴミが悲惨な目に遭っているゴミ収集動画を鑑賞しながら、私はオナニーに励んでいます。
コメント