今回の記事は動画の紹介ではなく、読者の皆さんにとっては興味がないであろう服裂フェチ男の近況に関する記事です。冒頭の動画は記事と関係ありませんが、動画に映っている部屋は、コレクションが山積みだった私の部屋に近い状態です。
先日、諸事情により、コレクションのほとんどを処分しました。ジャンパー、コート、制服など、部屋を埋め尽くしていた衣類たちは旅立ちました。ネトオクで購入してダンボール箱に入れっぱなしにしていた制服、中にはセーラー服もありましたが、それらも悉く手放しました。一部はリユースされるはずですが、需要のない制服は恐らく焼却処分でしょう。
凄まじい量の衣類だったので、一つ一つをチェックしていたら切りがないこともあり、手当たり次第にゴミ袋に突っ込んでいきました。衣装ケースに入っていたものは、中身を確認しませんでした。これらを全て業者に回収してもらいました。
ゴミ袋数袋分だけ、思い入れのある衣類を手元に残しました。子供用のスカジャンやMA-1が少し、他は制服と学校指定のスクールコートです。数着のスカジャンなどは、裏地にペニスをこすり付けてぶっかける用です。性欲自体が衰えたわけではないので、どうしても性処理道具は残しておかなければなりませんでした。裏地オナニーのときに制服などの裏地に顔を埋めています。他のジャンパーは、ゴミ袋に突っ込んで圧縮して枕として使っています。何年も使い続けて不衛生だった布団とともに枕も処分したので、ジャンパー枕が役立っています。
金と時間と労力をかけて収集したコレクションを金と時間と労力をかけて処分するという、何もかもが無駄でしかないことをしました。数十万円の損失だと思います。他にも本を集めていて、こちらのコレクションを守りたいがために衣類とお別れしました。山積みになっていた衣類の下に汚い染みができていたり、カビが繁殖していたり、虫の巣があったり……といったことがなかっただけよかったのかもしれません。それから、何年も前に買って行方不明だった本が発掘されるなど、ちょっと嬉しいこともありました。何よりも部屋が広くなりました。居住空間を圧迫していた衣類コレクションがなくなったので、ゴミ屋敷、もしくは汚部屋となりかけていた部屋が復活しました。移動が楽です。
今回の件を深く反省し、今後しばらく、自分が着る目的以外で衣類を買うのはやめます(そもそも、自分が着るための服も十分にあるので、服を買う必要はありません)。というか、トコジラミが流行っているので、中古品を買うのが恐怖でしかありません。特に中古の服は、トコジラミだけでなく、何がくっついてくるかわからないので、買わないのが賢明でしょう。ネットで個人から中古品を買える時代だからこそ、リスクを考えるべきです。中古品には前所有者についてあれこれ妄想しながら楽しめる魅力がありますが、それを上回るリスクがあることは肝に銘じておきます。
居住空間を圧迫するほどのコレクションを手放してわかったことは、収集癖は決して人を幸せにしないということです。集めるだけ集めて存在そのものを忘れていた衣類が大量にありましたが、それらがなくなっても現在の私は困っていません。悲しくもありません。むしろ、なくなったことで生活の質が向上しました。収集癖の根底にあったのは執着で、その執着のせいで私は「欲望の虜」となり、日常生活にも支障を来していたようです。今は解放された気分です。
部屋から大量の衣類が消えたので、誰かを部屋に呼んでも大丈夫になりました。もっとも、発掘された本は、SMやスカトロ、リョナなど、とても人に見せられないものばかり……。やはり誰も部屋には呼べません。そもそも、部屋に呼ぶべき友人も知人もいません(笑)
収集癖から解放された今なら、女性(もしくは男性)とお付き合いすることもできそうです。もちろん、そんな面倒なことをするつもりもありませんが……。たとえコレクションを処分しても、私の性欲の対象は生身の人間ではなく、あくまでも化繊裏地です。
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