『勇気を出して○○○片手に通学途中の女子高生に初めて痴漢した』では、セーラー服などの制服がナイフでビリビリ切り裂かれます。スカートにナイフが突き刺され、それを手前に引くことで短冊状に切り刻んでいきます。痴漢たちは黙々とスカートを切り裂いていくので、静かな住宅街にジジジジッ……という布地が裂ける音が響きます。衣服切り裂きフェチには心地よいメロディーです。
「動くなよ」とナイフをJKの首元に突きつけ、さらにリボンを切った後、水色のスクールシャツも切り刻んでいきます。ザクッザクザクッという薄手の布地を刃物が裂いていく音がして、シャツの裂け目が大きくなり、JKの肌やブラジャーが露出するのでした。
後半には紺色の冬セーラー服も犠牲になります。スカートがボロ布に変えられた後、上着も赤いスカーフもザクザク切り裂かれていきます。JKはただ壁にもたれかかってなされるがまま。痴漢たちは好き放題に制服を切り刻んで、JKの胸やマンコを露出させてしまいました。彼らの目的はもちろんJKの肉体で、手マンしたり、フェラチオさせたり……。衣服切り裂きフェチの私としては、こういうレイプシーンはあまり興味がありません。
何といいますか、この動画で切り裂かれる制服は、女子校生が着倒した感じがありません。本当に3年間着用された制服ならば、袖口がほつれていたり、スカートのお尻のあたりがテカっていたりします。しかし、そうした使い込まれた感がないので、どうもコスプレ衣装っぽいですね。冬セーラー服も裏地がないみたいですし……。
どうせなら、ブルセラショップで中古品を調達し、本物の女子校生が着ていた制服をいたぶってほしかったです。あくまでも妄想を膨らませて、脳内の制服を自分で切り刻むのをイメージするための作品だと思えばいいのかもしれません。
それから、125分のうち、結構な時間が痴漢と女子校生のセックスシーンに費やされています。特に、性器の結合シーンを10分以上見せられたのにはがっかりでした。私が見たいのはセックスでもレイプでもなく制服の切り裂きです。切り裂きを演出の一部にしてしまったのは、フェチの気持ちを分かっていない証拠でしょう。
『勇気を出して○○○片手に通学途中の女子高生に初めて痴漢した』のシチュエーション自体は悪くないのですが、お値段に対してのオススメ度はといえば「う~ん……」という感じです。一般受けを狙うと失敗するということがよくわかりますね。
※当記事では、販売終了となった作品をレビューしています。そのため、動画や画像、商品リンクはありません。
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