幻奇というと、虫や小動物を使ったグロ作品のイメージがあります。しかし、もう一方の極に首絞めを扱ったものがあります。天野大吉監督の異常性癖は人間の生死の境目にあるからです。首絞めや窒息に欲情するフェチにはたまらない作品群ですね。
そんな天野監督の首絞め作品にセーラー服を切り裂くシーンがありました。タイトルもズバリ『切り裂き制服美女と監禁首絞め』!
この作品で破られるセーラー服はどこかの学校の制服というよりも安っぽいコスプレ衣装のような気がします。夏服を模していますが、全体的にちゃちな作りをしています。スカートにも裏地はついていませんし……。
とはいえ、ビリビリに引き裂くわけですから、制服好きのフェチなら、妄想を膨らませるのに最適です。首絞めという猟奇的なシチュエーションと相まって、Sっ気も刺激されて股間がビンビンになるのではないでしょうか?
実際の切り裂きシーンでは、清純な白い生地にハサミを入れられ、ビリッと引き裂かれることで、裂け目が毛羽立ちます。ボロ布と化したセーラー服が憐れです。制服の端切れはそのままゴミとして捨てられるのでしょう。
感心させられたのは、切り裂きシーンよりもスカーフを使った首絞めシーンでした。光沢ある濃紺の化繊スカーフがセーラー服の襟から外されます。それが凶器として利用されるんですね。本来乱暴に扱われるはずの無い制服スカーフが、あろうことか、着用者の首絞めに使われるなんて……。
女の子の首に食い込んでいくスカーフが、化繊光沢を放っていて美しいんですよ。しかし、男は容赦なくスカーフを引っ張って、スカーフも伸びるのも気にせずに首絞めに使います。チンポに巻いて扱いたら気持ちよさそうなスカーフが、窒息寸前の女の醜い顔と一緒にドアップになりました。
――あのスカーフを救出して、私の股間を扱くのに使いたい!というか、女の子の首ではなく、私のチンポを絞めてくれ!
フェティッシュな欲望にムラムラした私は、このシーンだけを何度も何度も再生しました。
最終的には女の子が裸にさせられるので残念でした。もっとセーラー服を活用した首絞めプレイを充実させてほしかったです。上着の袖で首を絞めるとか、スカートで顔面を覆った状態で首を絞めるとか……。私は首絞めや窒息にあまり興味が無いので、作品の抜きどころは半分くらいしかありませんでした。窒息寸前で苦痛にゆがむ女の子の顔を見ても何も感じないのは、私のムスコがどこまでも素直だからなんですね(笑)
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